千葉県議会会派、千翔会の4名で千葉県動物愛護センターを視察した。73のボランティア団体、個人の力強いサポート(離乳前の犬猫を面倒見るミルクボランティア、里親譲渡につなぐ譲渡ボランティア、保護犬の散歩、シャンプーボランティア等々)が大きな役割を果たしているという。
動物虐待の話になり、強制的に保護する権限はないので、劣悪環境での多頭飼育現場に入って事態を確認して、粘り強く保護センターに預けたらどうかと交渉するという。
う~ん、権力を与えられていないからこそ、丁寧な対応をしていただける。一方強い権力を与えられた児童相談所は、現場確認に入ることなく、抵抗する親がいない学校や保育園から人の子どもを連れ去ってしまう。いずれの世界でも強い権力を持ったら人は慢心に溺れるらしい。「権力は抑制的に使うが原則」が忘れられた現場を何度も見てきた。