今日は嬉しいニュースがあった。
ちょうど2年前になるであろうか、鎌ケ谷市から東京の職場に通っている視覚障害を持っている当事者からの要請があった。都会の真っただ中の国道の歩道に点字ブロックがなく、地下鉄駅がある交差点は視覚障害者用の信号になっておらず、周囲の人の動きを察知して、勘で渡っているというのだ。
都議にもお願いして動いてもらったところ、信号は警視庁で都が管轄しているが、点字ブロックは国道だから国交省の国道事務所に聞いてくれるように・・とのことだった。いずれも利用者がいる場所優先との原則に照らして、ご本人の職場と連絡先も伝えて、なんだかんだと時間はかかったが、ようやく、まず一つ目として、職場近くに音響式信号機がついたとの連絡が本人からあった。
手続きを踏んでいけば、すべきことは実行できる。予算が伴う事なので一気にはいかずとも一安心した。