事務所にいる日は大体朝から、児童相談所に関わる相談事例への対応に追われる。県内だけではなく全国各地から訴えが相次ぐ。
何度も言うが、児童相談所は虐待親から子どもを避難させ、安全な環境での暮らしを提供するために設置され、多額の公的資金を投入して運営されている。その反面で、虐待とは無関係な親を虐待親に仕立てて、親子を18歳まで分離させる強い強い法律を超えた力を持つ。児童相談所が必要と認めれば、はっきり言って何でもできる。説明責任を負う必要もない。その被害者は国民。
こうした諸刃の剣をいかにコントロールし運営していくか。に苦心している日々。「虐待親の片棒を担いでいる」と静かな非難に晒されていることは知っているが、止めるわけにはいかない。そういう現実があるからだ。非難する皆さんには、是非とも事実を知ってからその声を上げて欲しいものだ。
いずれ近い将来、この事実は白日の下にさらされ、各地の首長さんらは、その非を認めて対策を打つことになるはず。それほど、常軌を逸した事態が平然と繰り出されている。
写真は、誤認保護で3年半親子分離の記者会見2022/01/06
会見する母親と弁護士 @千葉県庁