1年半前に、高齢者虐待と誤認されて、高齢者施設に半年間送られるという経験を持つ90歳代のお母さまが逝去された通知が届いた。娘さんが虐待は無いこと、自分は母親を監護できる能力があること等を証拠書類を提出して、半年でようやく母親は自宅に戻ることができた。以前は畑ができた体力があったが、戻った時は歩くこともできなくなっていたという。

それから1年近く母と娘の生活ができ、母親を見送ることができたという。人生終盤になって思わぬ惨事が降りかかり、役所からはお詫びがされたというが、失われた時間は戻らない。予断と偏見で人の人生を捻じ曲げている虐待行政が行われていることに、執行者は緊張感を持って臨んで欲しい。

写真は、1年前に頂いたお母さま喜びのハガキと逝去を知らせる娘さんのハガキ