9月から東京大学に研究生で入り、来年4月から東大大学院に留学予定の若者の訪問を受けました。電気工学の大学を卒業して日本の大学に入るとのことです。電気の送電ロスを減らす超電導とやらで、電車を走らせるために研究するという、中国の担い手の一人になるはずです。アパート契約の日本の連絡先になったので、挨拶に来てくれました。
アパートに入ったら何もなくて、真っ暗で困った、照明はネットで買った・・等話してくれまして、生活道具一式をリサイクル品で調達することにして、知人の事業者に一式見繕ってもらうことで、私の役割を果たすことができました。
東大の研究室は中国人学生が4名と日本人学生が5名だそうです。私の研究室の教授がよく嘆くことの一つに、海外の大学に行こうという学生がめっきり減ったというのです。一人一人のもつコミュニケーションの範囲や人材ネットワークが、国力を決めるというのです。そういう意味では、彼は私にアパート契約への協力を求めてきたりと大変なコミュニケーション能力があります。日本語は1年程度、日本の本とリスニングで覚えたといいます。割と簡単です・・と言い放ちます。
国を支える一つ一つの柱は一人一人の人であることに違いありません。