現在、市の基本計画の骨子に組み込まれることとなる「鎌ケ谷市まち・ひと・しごと創生総合戦略」案が示されています。10月1日から30日まで、市民からのコメントを募集しています。名称を見てもわかるように、まち・ひと・しごと創生法を受けての策定です。

http://www.city.kamagaya.chiba.jp/sesaku/publiccmt/public-jissijoukyou.html

私も意見を述べるために読み込んでいるところです。一読しての感想ですが、ここに記載されている事業目標をみると、鎌ケ谷市役所という事業体が市民に提供するサービスを中心に記載されていますが、物足りなさを感じます。鎌ケ谷市の本来的役割を考えますと、直接サービス提供はその一部であり、市役所は市民の生活全体、民間事業者の事業活動全体あらゆる分野を統括して見ていく機関となります。そのために、制度を作り運用し、税金を活用して市民に利益と繁栄をもたらす役割を担う機関です。市役所が主催する事業に参加者を増やすことが本務ではなく、事業の担い手を増やして必要な人に必要なサービスが行き届くように計らうことが公平平等な自治体の機能かと思います。酷い場合、市主催事業(その担い手)だけを大事に税金投入して、民間事業(自発的担い手)を冷遇するような本末転倒があってはならないと危惧するところです。

鎌ケ谷市役所のミッションをしっかり示していただき、職員の皆さんは、そこからずれないように日々働いてほしいところです。ミッションとは何か・・私案です。「鎌ケ谷市は、意志ある市民の担い手活動を喚起することで、確実で細やかなサービスの提供を実現し、結果、現在のみならず未来の市民に対して、利益と繁栄、安定と安全をもたらす総合的な責務を負う、」このような心構えを掲げていく、この基本に立ち返って施策を展開すること、ぜひ実現させたいところです。

急に冷え込んだ10/7早朝の貝殻山公園 6時過ぎには多くの利用者あり

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