美しいレマン湖とフランスアルプスを望むパレウイルソンで開催されたジュネーブの国連人権委員会は無事終了しました。2019年の子供の権利委員会・そしてこの度の人権委員会と続き、国連における児相被害の関心には、大きな勢いがつきました。
児童相談所問題は国連人権委員会で過去に一度も取り上げられたことが無く、そもそも取り上げられるかどうか危惧があったのですが、大量の代替報告書(約80通の内10通が児相問題案件)の提出に刺激されたのか、スロベニア出身の国際法学者サンチン副委員長が2019年の子供の権利委員会勧告等を相当勉強して、日本代表団内の厚労官僚に集中的に質問を浴びせ、大きな議論のアジェンダになりました。今月末までには勧告の暫定版が出ます。内容は祈って待つしかありません。(M)