我が鎌ケ谷市の情報公開度合いが、決して先端を行っているとは思っていません。以前、会議録を請求した際に、民間委員の発言を、企業情報であるためとの意味不明な理由で、すべて黒で塗りつぶされて提出された、ビックリ経験を持つので多くは期待していません。
今回は、公共事業に使う投資的経費を経年で、過去から今後計画に至る10年間程度だったと思いますが、申請したところ、PDFデータで提出いただいたのです。これから、このデータを使って分析作業をするつもりなので、同じものをエクセルデータで依頼したところ、「データの書き換えをされる恐れがある」との理由で、外にはエクセルでは出さないとの決定が説明されました。「これが鎌ケ谷市の判断です」と。
とにかく権力は執行機関に100%ありますので、いくらその必要を述べても暖簾に腕押し。時間の無駄というやつです。こちらの大変な労力を訴え、お願いするしかないという悔しい日々です。エクセルに書き写す方が間違いがおこるでしょう。コピーして使う方が確実に誤りなく安全だし、時間節約という意味でずっと市民の利益と思うのですが。
不思議なことがいろいろあります。議員は資料提供の協力を執行部にお願いしている立場だそうです。ですから、出す出さない判断は、執行部から議会に一方的に申し渡される仕組みとのことです。しっかりしてくださいね。行政資料は「市民の財産」です。提供は役人の義務です。管理人さんが勝手に提出を拒むことはできないのですよ。エクセルで出せない理由などないですよ。