先週末、復興庁のメールに依頼案件を一つ送信しておいた。昨日月曜日、改めてその件で電話した。「ちょうどメール見て対応を考えていたところ」と言う。依頼案件は、福島県の避難を強いられている9自治体住民への意向調査の平成27年度版全文をPDFファイルで欲しい、というもの。速報版は復興庁のホームページに掲載されている。全文が公開されているのは浪江町のホームページのみ。他町に問い合わせたら、復興庁が調査事務をし、町は実際調査に取り組み、報告書を復興庁から町はいただいている形という。ならば国に頼めば一斉に手に入るかも・・と思った次第だ。
協議していただいた結果、各自治体に了解を得て、OKいただいたところの全文を復興庁のホームページに追加掲載するということだ。公務員の仕事というのはこういうことを言うのだ。必要とする人誰にも公正に情報が提供できること。何よりも依頼者の願意が適切なものであれば、最善の対応をとってくれること。当たり前とはいえ、最近、つまらないことで役人対応に苦慮しているので、大変感心した次第だ。