先週から始まった鎌ケ谷市議会6月定例会に、北中沢、東中沢の住民たちから、市川西船方面へのバス路線の導入を求める陳情が提出された。以下に紹介。わが鎌ケ谷市の未来を、自治体の投資ほとんどなしに大きく発展させることにつながる、とても有益なご提案をいただいたと思う。審議は23日(木)10時から委員会室にて行われる。果たして、市民代表の議会は賛成するのか否決するのか、傍聴に行きますという地元住民の方がいらっしゃったので、かなり注目が集まっているようで、自分たちが動けば市政の方向を動かすことができるという自負心はたいへん喜ばしいことだ。
以下陳情内容
鎌ケ谷市議会議長 原 八郎 様
新しい北初富駅・新鎌ケ谷駅への市川、西船橋方面路線バス乗り入れを求める陳情
陳情趣旨
鎌ケ谷市の中心部から市川方面に向けての鉄道計画が断念されたと、だいぶ以前に市民にむけて広報されました。私どもはその鉄道計画を待ち望んできたものです。鉄道が実現できないのであれば、西船橋方面、本八幡方面へのバス路線を北初富駅・新鎌ケ谷駅に導入していただきたいのです。すでに、中沢の日本ハム球場までは西船橋からのバス路線が運行されています。その延長を図ることで実現の可能性が見えてきます。
近隣を見ますと、例えば、松戸駅・市川駅を結ぶバス路線は、松戸市大橋、市川市国分のように、大変狭い道路であってもバスが運行されています。利用者が見込める地域ではバスは最も容易に実現できるポピュラーな公共交通です。仕事帰り残業で深夜帰宅になった時にも深夜バスがあれば安心です。お年寄りの買い物や病院などの利用地域を広げることもできます。市川、西船橋方面に自家用車でなくて、バスで行き来できることは、渋滞緩和にも一役買うのではないでしょうか?鉄道で実現できなかった利便性の向上を今度はバス路線で叶えて欲しいと期待します。
鎌ケ谷市民の利便性を更に高め、鎌ケ谷市の土地の価値を高めるためにも、市中心部から市川、西船橋方面へのバス路線の実現は実効性の高い施策です。
陳情項目
新しい北初富駅・新鎌ケ谷駅への市川、西船橋方面路線バス乗り入れの実効性に関する調査事業に着手してください。