半袖で過ごせそうな体感気温と強い日差しの3月11日です。あの日から12年ですね。テレビから流れた映像は、小雪のちらつく海や津波が押し寄せる仙台空港だったような記憶があります。
昨年11月に、大熊町の新しい施設で浜通りの復興を担う方々との交流会があり、そこに千葉県代表のような顔して参加した際、復興のシンボルとして相馬野馬追イベントに注目していこうという発言がありました。
相馬野馬追は実は私の地元、千葉県北西部が発祥なんです。馬を追い込む野馬土手が遺跡として残っていますよ、と発言しますと、皆さん初めて聞く情報のようでした。千葉県側も福島県側も一部の専門家しか知らない昔話になりつつあります。
3.11を契機に、眠っていた絆みたいなものを掘り起こして、祖先がその時何を考え野馬追を福島で根付かせたのか?千葉と福島のつながりを強固なものにしていきたいと思う一日となりました。
写真は2017年7月に撮影したもの