これまで何度も取り上げている東初富テニスコート3面を4面に増設の案件であるが、私が職員の誤った発言を指摘し、「誤りを鵜呑みして議会は陳情を否決した。」と事実をブログ等に記載したところ、議会を侮辱したとの意味不明な理由で、4月18日厳重注意処分を受け、しかもその旨を5月15日議会広報一面にデカデカと掲載されたという、理不尽な対応を受けたことを繰り返し報告してきた。その「侮辱したから処分」を決めた、4月15日の議会運営委員会議事録公開を求め続けてきたが、これまで公表されることなく、このままお蔵入りしてしまう魂胆かとあきれていた。が、市民による粘り強い情報公開によってようやくその概要がわかった。しかも議事録全部ではなく、発言した議員の名前を全部伏せられた概要版となっている。
それでもまあ、様子がわかっただけまだまし。内容をかいつまんでいうと、会議冒頭から議長(原八郎)が、「鵜呑みという表現は議会を侮辱しているので、処分してその内容を公表したいが皆さんどうか?」と投げかけている。職員が虚偽の説明をしたことによって、議員の審議を混乱させたことは全く問題とされず、誤りを指摘した私を集中攻撃してきている。おかしいぞ!鎌ケ谷市議会。
本来、議員が取り合わなければよいわけだが、鎌ケ谷市議会ではそうはいかない。発言した全員が「鵜呑み」の一言に過剰に反応し、様々な推測を思いめぐらしているのだ。「議員が審議を何もしていないというように受け取られて悔しい」とか、「賛成者は誰もいなくて、自分だけが賛成したように見える」「たくさん問答してきているので、鵜呑みではない。」とか「公人の発言には責任持ってもらいたい。」とか「早く処分を公表して、市民に誤解を与えないようにして欲しい。」とか・・・まあその類。ということで、市民からの問い合わせも苦情も何一つないのに、自分たちの中で推測ごっこをしあって処分することになった。議場外の議員個人の発言「鵜呑み」の一言に対して、広報1面をデカデカ使っての処分の公表ということになったようだ。この大袈裟さはいったい何だろう?
表現の自由ってものが憲法にある。鵜呑みが気に入らないなら、集団リンチにみたいなことをせず、なぜ自分は反対したか、もしくは賛成したか、私と同じように自分の紙面で説明すればよいだけのこと。やるべきことをおやりなさいよ。
ちなみに、3月議会説明に当たって作成した図面等を同じく市民が情報公開して求めたところ、図面は作成せず目視で「東西に20メートル、南北に1メートル足りない、協会の基準に全く足りていない。」と説明したという回答。そんあことが目視でできるのか?特定議員(私のことらしい)が取り上げるから、6月13日に検証のため図面を作成したという。その図面も公開請求で入手していたので提供してもらった。結果、東西の20メートルは陳情した市民が申し出ている通り、休憩所を移設し、駐車場を一部当ててもらえば解決できる。南北1メートルは足りないとの説明は明らかに虚偽説明。南北は現在のコートの中に納まる。だから4面できるのだ。こんな事実確認に8か月もかかっている。市民が正式な手続きで議会に挙げてきた陳情書に対して、図面もつくらない、見積もりも取らずに、デタラメな説明を半年間も繰り返している鎌ケ谷市の職員。こういうことが、議会を市民を侮辱しているというのだ。情けないの一言。