昨日は役所の最後の日ということで、またまた議長からのお呼び出しという不穏な最終日となった。全く心当たりがない中で、「議長から話があります」「要件は何ですか?」「それは議長が申しあげます」何やら気味が悪い。議長室に出向くと、「議長の机の前に立って下さい」という意味不明な誘導があり、訳も分からず従わざるを得ない。気持ち悪いでしょう~。結果、市長から議長あてに申し入れ文書が、公印を押した仰々しい数行の文書が発行されたとのことで、その内容にまたまた私が関わっているとのことで、議長から私に説明というか申し入れがなされたという経緯だ。私が12月議会の一般質問で取り上げた「老人憩の家」7カ所に出向き、見学させていただいたり、いろいろ状況を先方よりお話しいただいたことに対して、「事前に役所に申請をせず調査訪問をしたのは手続きが守られていない、今後はこういうことの無いように」との注意であった。「市民の活動に参加しただけのこと、具体的にどういう行為がダメなのか確認いただいてますか?」と私。「これだけの文書が議会に出されたのだから何かあったのでしょう」とまたまた憶測に基づく議長の解釈が続く。子どもの使いじゃないのだから。
一昨日も老人憩の家担当課長と話したのだが、これまでの一度としてこんな注意の話は一切なく、いきなり市長が議長に公文書で、しかも私を名指しして、注意を出すとはずいぶん念の入った話だ。※老人憩の家・・・
各地での憩の家事業に一年近く参加しながら、様子を見る、運営者や利用者に話を聞くという議員活動を通じて相手の本音が聞けるわけである。「議員の調査訪問です。何か困っていることはありませんか?」などと訪ねたところで話など聞けるはずもない。申請を出すということは、こうした場に一々役人が同席するということになる。相手は言いたいことも言えない、何のための訪問か意味がなくなる。毎月3万円の電気代を支出した程度で「市の委託事業ですから」とおっしゃって、議員の訪問にも役所が対応するという理屈である。市長さん、もっと市民を信じて欲しい。皆さん、議員に状況を知って欲しいと願っているし、もっと使いやすい制度に改善して欲しいと訴えているだ。「その公文書頂けないのですか?各方面にお知らせしたいので。」と依頼すると、「これは議長宛なので渡しません。口頭で申し上げます。」との返事。皆さんに現物を見せることが出来ずに残念!
ともあれ、市民の暮らしや本音に率直に逃げずに向き合う政治家でありたいと、その一心ですべき役割を受け持たせていただいていることに感謝感謝である。