市議会議員は他に本業を持つものが行う役割である。よって、一般の公務員に課せられるような「職務専念義務」は適用されない。だから、今回の欠席イチャモン事件のきっかけのように、他の自分の仕事と重なり、議長が騒ぎ立てるようにどちらが重要かということではなく、どちらを選ぶという判断をその都度行うのが常である。例えば会社社長の契約業務が相手の都合でどうしてもその日でなければという状況なら、当然その業務を優先するであろう。その日が仮に自分の議会発言日と重なっていたら、お願いして発言日を出席できる日に変更してもらうだろう。それが議員として責任ある行動である。
 今回はこうした行動がとんでもない不正行為のような騒ぎ方を鎌ケ谷市議会さんが行っている。常軌を逸した騒ぎ方はいったいなんであろうか。とにかく私が不当な行為をしているかのような印象操作をするために、わざわざ人の職場に電話して、「講師の仕事などいつでも休講できるのに、それをしなかった。」との真偽不確かな情報を、税金で雇っている公務員が議会運営委員会で報告しているらしい。らしいというのは議事録が公開されていないので、参加した議員の発言からわかったことだ。
 世の中の皆さんは、約束した仕事を直前でキャンセルすることが当たり前であるなど信じられないであろう。私もそんなでたらめな仕事はしたことがない。私の研究を指導してくれている教授は、「38度の熱があっても講義は休んだことがありません」と教育してくれている。本人も呼ばず、聞きかじった不確か情報を議員に説明し結論を誘導するなど、公務員としての恥を知れというところだ。そもそも職員がきちんといていれば、議会の恥ずかしいデタラメ行為は存在しないのだ。

 今日は静かな一日だ。私の現在の仕事は、大学の非常勤講師であり、福祉施設の職員であり、そして大学院の学生である。そうした職業に従事している自分が、市議会議員として市民代表としての任務を担っている。こうした仕事を何も持たない議員は、よって立つべき自身の基盤をどこに置くのであろうか?基盤がないから「口のきき方が悪い」「態度が悪い」程度の理由で人に対し勝手に処罰を与えるなどの暴挙に振り回されるのだ。率直に言えば、自分と違う人間を排除するという中学生のいじめ事件と正に同じだ。鎌ケ谷市議会にはルールのない『恐怖政治』がはびこっている。

 今日は、市民になって一年という同級生(同じ年)が、人的ネットワークを求めて、同じ年つながりで訪問してくださった。暮らしていくなら仲間をつくっていきたいのでという嬉しい申し出だ。また、9月に岩手で学会があり、自身の研究「原発避難者の帰還を実現するための条件と政策に関する研究」を発表するのでその準備をした。概要を英文でまとめることもできるようになってとても嬉しい。午後は、週2回程度宿直勤務をしている福祉施設での、来月のスタッフ全員の勤務表を作成している。この仕事に2年半だが、リーダーのような立場となり、勤務表作成は自分の担当任務だ。どんな仕事でも精いっぱい行えば、必ず評価してもらえるし何より達成感が生れる。人のあら捜しなどつまらなからおやめなさい!