「赤字決算だが健全財政」(2017.11.15広報かまがや)と伝える意味不明な広報に疑問を感じた一市民が、財政を解説する白書をつくって欲しいと3月議会に陳情した。役人が陳情書の一字一句を取り上げ誤りがあると解説し、「このような要望を出しているのは陳情者一人だけ」と議員に説明する。傍聴していた陳情者はすっかり不愉快になったという。正式な手続きで意見を述べたら、公の席でコケにされ、恥をかかされたと。
何年にも及ぶテニスコート一面増設要望は却下、初富駅アクセス道路では、住民との合意事項を一方的に変えて、その説明を求めると「皆さんの役割は終わった」と突き放す市役所。変更経緯の打合せ記録の開示を求めると、7カ月も検討に時間をかけた上で、今も将来も開示は約束できないという。いったいこの役所は誰のために存在しているのか?できることをしないことを傲慢という。モノ言う市民はクレーマーではない。市民を委縮させるな。市民の尊厳を傷つけて民主政治は存在しない。こんな仕事は公務員の本務ではあるまい。
全国の自治体が人口減少に見合う態勢へと切り替えに必死だ。我が市も気を引きしめ、「転ばぬ先の杖」を持ち徹底行革に突き進むべきだ。3年後の財源不足まで時間との勝負になっている。