この間、課題として市民からご意見をいただいた案件について、今日は新京成電鉄に相談に伺いました。今日は一市民としてうかがったのですが、議員として同様の動きをすると、逆に、「議会を通さず勝手に動かぬように」と議会でつるし上げになるような問題となった記憶があります。その一例は、例の新鎌ケ谷高架下保育園建設予算が平成23年3月通過し、4月の選挙で私が市議になった直後、私は事業者である京成電鉄に出向き、「社員の皆さん、あの場所が自分のお子さんを預けたくなるような施設ですか?」と意見を申し述べました。そして、一日中陽が差さない環境を少しでも明るく改善できないものかと交渉しました。当然、担当職員に京成電鉄の担当者の名前を伺って出向いたのです。
当時、太陽の光を集めて室内を明るく照らす技術が紹介されており、その情報を持って市役所にも説明し、京成電鉄にも説明したのです。会社は真摯に受け止めていただき、その技術を持つ企業を訪問もしてくださいました。そののち、議会でこの行為が不適切であるとして、副市長が全員協議会の席で私を責めたのです。そのような技術を是非見たいと言って、一緒に企業を訪問した船橋市の施設担当職員とは大違いの反応で、だいぶ面喰ったことを思い出しました。この感覚が鎌ケ谷市の組織を不健全なものにし、市民の利益を損なっていることは間違いありません。
鎌ケ谷市議会での3年間の思い出は、だいたいこのようななんとも不可解なことばかりでした。今は一市民ですから、自由に動くことができます。議員よりも市民のほうが動きやすいというのも変な話ですよね。