以前からたびたび提案してきた「学校給食に地場野菜を」が、ようやく我が鎌ケ谷市においても平成28年度から、一部導入できることになったとの報告を受けた。とはいっても積極的に受けたわけではなく、たまたま聞き及んで分かったということだが。どう考えても地場産業である農業から食材を購入しない手はないのであるが、需要供給量の調整などというちょっとしたプラス作業を面倒がって着手しなかったという流れがある。それにしてもよかった。野菜の次は、東京湾の地魚にも取り組んでいったらどうか。
昨日は、東京湾で漁をする若い漁師と、食育を専門とする知人と3名で、そんな話をしてきた。もちろん実現させるための作戦会議である。きっかけは、平成29年夏から、船橋市内の東京湾に面したエリアで、海をテーマとしたテーマパークをオープンするというなんとも夢のある企画が公表されたことによる。体験型テーマパークを目指すということであるが、食べる味わうは欠かせない分野である。東京湾は豊富な魚種が集まる江戸前の漁場である。更に、工業団地には日本でも有数の食品工場が立ち並ぶ。地魚を使って給食用の食材開発などきっとお手の物であろう。水槽に展示されている初めて知る地魚を味わうことのできる場所・・そんな場所づくりにどう関われるであろうか・・そんなテーマにしばしの時間を費やした。