4月23日(月)参院会館にて、議員として出産経験を有するママさん議員たちが集まり、出産議員ネットワークの会合があり参加してきた。もうすぐ出産予定の議員や、ベビーカーで参加した議員もおり、30代40代の若い女性議員が活躍する時代になっていることに感激した。一応、私も26年前、市議会議員時代に出産経験がありで、主催者からのアンケートに返信していることで、この場に参加することとなった。
一方で、妊娠出産を通じて、どのような不便があったかという具体的な事例の収集がなされ、その結果をまとめた報告書を拝見すると、一部の事例ではあろうと思うが、いわゆるマタニティハラスメントとはこういうものだと思われる男性議員や有権者からの嫌がらせ、バッシングなどが実際存在していて、かなりショックな内容であった。
母乳しか飲まない乳児を連れて、議員の母親に協力をしてもらい会派の視察に出ねばならなかったことや産前産後に議会を欠席すると自己都合欠席扱いになり納得いかないことなど。また、具体的な同僚議員名を挙げて、どのような対応を受けてきたかを細かく報告された事例もあった。
妊娠出産というよくある一時的な自然な行為であるわけで、非常勤公務員に運用されている産休育児休職制度に準じて、議員も最低半年程度は議会も欠席で休めることが必要だ。私は、7月19日の出産だったため6月議会も9月議会も不都合なく出席できたが、早めの復帰によって母乳の出が悪くなったことだけは覚えている。最低でも6カ月は何も考えず育児ができるように。当然のことであると考える。