休業補償、家賃補償は千葉県の財政力ではできない。国の責任でやって欲しいとのコメントが知事より発信されている。予算に関わるこうした見解に関しては、議員は全く蚊帳の外となっている。
できないというが、ゼロではないでしょう。できることはあるはず。千葉県予算は全会計で年間約4兆円。千葉県民の名目GDPは年間20兆円。一人当り320万円、一月当たり26万円。公務員や議員や年金受給者や企業の正社員らは、生活ができないほどの大きな変動は受けない。今回のコロナでマイナスを受ける方々の給料や店舗の家賃など想定すれば、いったいどの程度の補償額が1か月間で必要か、まずそのくらいは示して欲しい。
4兆円の県事業の中で、不要不急の事業費はあるはず。通年通り予算組んでいるわけだから、実施を先延ばしできるもの、止めても他でカバーできるものなど、捻出してみたらよい。