一時保護されている子どもの父母や祖父母が亡くなる際に、保護されている子どもは、その最期の時間に会えるのか?
祖父が亡くなる前、危篤状況の際、孫たちにもそのことを伝え、保護されている子どもには伝えて欲しいと両親は児相に依頼。
両親としては、今後の家族の儀式である、通夜、葬儀に保護されているわが子も参加させたい旨、児相に要望している。

現在の結論としては、児相職員が連れていき、父母と顔を会わせないようにして、一方親戚とは会ってもよいとのことで、お別れに行くという流れが示されている。なぜ父母、この場合は疑いのない母とも会えないかというと、会ったら子供が帰りたくなるから、顔は会わせられない、という理由を告げられたとのこと。子供は家に帰りたい、でも疑いのある家族には返せないというのが児相判断。児相からの疑いで、徹底した行動制限がかけられる。互いに会いたい親子に対して、ここまでの公権力を振るっているが、これは重大な権利侵害になるのではないか?

今後、父母が亡くなるような場合も発生するだろう。どういうルールで対応するのか決められていないらしい。その都度、かもしれない理由で、親の死に目にも会えない、葬式にも行けないというような事態が起こる可能性がある。
親子の面会制限は最小限にするという、千葉県の公式見解である。そのために早くルールを定めて欲しい。