市長選挙まであとひと月に迫った。話が弾むので挨拶回りなどと思って出かけても、何人も会うことができない日々を過ごしている。それで良いように思う。選挙は「来てくれたから」といって投票用紙に書いて下さる方がいることは確かだが、市長選挙という全市的な選挙になれば、会える人など一部しかいないし、きっとそんなこと以外の理由で有権者は投票先を決めるに違いない。私は市長を目指してきた8年間の仕事ぶりが、現職市長4期16年間の成果が問われることであり、互いの審判の日を迎えるということになる。そう思ったら、結果を受け止める覚悟が定まる。依頼されたこと、すべきことをコツコツと仕上げていくだけ。