3月13日、児相と親子の架け橋千葉の会が主催し、弁護士相談会をやってみた。
児童相談所に親子分離、施設入所等の判断をなされた場合、裁判に臨み、子どもを取り戻す訴えをしなければならない。その際、弁護士の確保に本当に親たちは苦労している。もちろん弁護士費用の負担を強いられるだけでなく、問題は、お願いする弁護士を見つけることができないのだ。確認している理由で一番多いのは、県の弁護をしているから、利益相反といい、県相手の裁判で、親側の弁護はできないという返事。児相相手の裁判の経験がないという理由も多い。どこまで行っても、分が悪い、全く力関係が不均衡な闘いに臨まねばならない。
それでも、司法しか第三者の目が入らない暗闇だから、虐待親ではないという主張できる場所は裁判のみ。やらなければ可能性はゼロ。
裁判を控えていたり、最中という方々への助言を、一人45分間4名が弁護士相談の形で、希望する会員さんの傍聴可で行った。一人で悩んで抱えている方々には、同様事例への法律家の判断を聞くことができて、かなり参考になったらしい。希望者がいらっしゃれば、定期的にやってみたいと思っている。