降雨時に道路冠水を防いだり、河川の氾濫を防いだりする目的で、雨水を地下に浸透させる工事が、地味に進んでいる。
新築の家屋では雨樋を地中に埋めて、その下に雨水を地下に浸透させる設備を置くように、建築許可の際にルールとなっているようで、新しいお宅の雨樋は地中に埋め込まれている。
一昨日は、雨水浸透桝、雨水浸透側溝を映像で撮りたいというメディアの方を案内して、鎌ケ谷市での設置地域を少し歩いた。
写真は雨水浸透側溝。この下にある土中に、砂利から雨水が吸い込まれて、一気に川に流れることを防いでいる。効果は抜群だそうで、膝まできていた道路冠水が、短時間ですっと引くようになったという。
SDGsの標準装備になっているのだろうか。全ての道路工事において、こうした思想で整備をされるようになることを望む。