児相と親子の架け橋千葉の会を設立して丸々2年半経ち、毎年150件近い相談対応を繰り返す中で、子ども達の声が徐々に集まってきている。いかに一時保護が子どもの人格を破壊してしまうか、一時保護に関わった教師らに知って欲しいという強い思いで、申し入れをしたところ、校長、教師は出席を辞退したという。教育委員会担当者が2名で、その中学生の訴えを聞いたという。
「誤りでもよいから、気になったらすぐ通報を」と叫ぶ虐待対応行政の先に、どれほどの人権侵害が待ち受けているかを通報を呼び掛ける人、それに応じて実行する人たちはまず知っておかねばならない。その機会を避けた教育者らは、この一人の中学生に向き合いその意図を全身全霊で説明し、申し出を辞退した負い目を忘れずに背負い続けて欲しい。
「産まれてからの思い出の品を全て処分するように指示されました。僕に残されたものは、肉体だけになりました。児相は、僕達を保護したのではなく、僕達のありとあらゆる人権を剥奪しました。僕達は人間として扱われませんでした。」抜粋