詳細は書かない。身元が特定されて報復されてはたまらないから。99%児相の主張が認められるのが、親が同意しない場合の施設入所の審判(家庭裁判所)。最近の審判結果を見ると、児相が施設入所を主張する原因となる、親から子への虐待が認定されることなく、「不適切な養育環境」という虐待の定義にも当てはまらない曖昧な理由によって、長い審判を経て、心身ともにすり減らしながら、99%の確率で児相の主張が通り子は施設入所となる。

最近、私が関わっているケースで、施設入所が決定した後、自宅復帰となる事例が重なっている。先日の施設訪問で分かったこととしては、施設入所後に家庭復帰する事例は、年に1回あるかないかという珍しいことという。親が納得できないため児相と戦い続けた経緯をずっと見てきているので、そもそも、子どもが傷ついてもいない、何でもないちょっとした躓きをことさら取り上げて、2年も3年も親子を分離して、面会すら制限かけて一言でいうなら「やりすぎ」。

施設入所と同時に家庭復帰に舵を切る児童相談所の判断がある。その流れの過程では、親が同意しないなど反抗的であるとの理由で報復的措置がかけられる。身に覚えのない虐待の濡れ衣を着せられたら、その程度は当たり前の反抗である。必死に証拠を集めて審判に立ち向かう姿は、子どもへの愛情そのものである。児相がレッテイルを貼るネグレクト=育児放棄のはずがない。

多くは述べない。自宅復帰を目の前にして児相さんにへそ曲げられてはたまらないから。「児相の言いなりになって、子への虐待を認めて謝罪すれば子どもは親元に帰ってくる。」それもおかしなことだが事実だ。必死に戦って自身が子を思う親であることを見せつけてきたことで、施設から親元に子が戻るケースも出現している。どちらも人生の中で大変な負担を被り、人としての尊厳を傷つけられる。対応する児相職員ですら、大変な負担を背負い心身を壊して退職していく。

今年は、この児相問題を前進させる年にしたい。皆さん、力を結集させて勝ち取ろうではないか。