年明けの1月3日から、「疑い恐れだけでも面会制限」への法改正に反対する意見書を求めたところ、1月17日現在83件の意見書が届いています。来週1月21日こども家庭庁の担当職員に対して、この法改正の狙い、現在の実態をどう捉えているのか他、少人数で詰めたヒアリングをしてきます。一緒に出向く里親家庭のあすを考える会にも意見書が寄せられていますので100程度の意見書を持ちこむ予定です。
意見書の中には実際に一時保護を過去経験した児童(すでに成人している方も含む)の訴えもあり、こうした現実を審議会委員の方々がどの程度認識して改正の必要を判断したのか大変疑問です。そのうち2名の児童から一部のみここに掲載します。
「私が保護されたのは、中学3年生の終わりです。宿題をせずゲームばかりしていた私を注意する親を鬱陶しく思い、よく喧嘩をしていました。どの家庭でもある親子喧嘩に過ぎない内容でしたが、担当者にかかると私は被害者、親は虐待者となります。親子分離は想像よりはるかに簡単に実行され、その間、担当者は私に親を嫌う洗脳をしました。そして、私の意思や心情は歪曲して親に伝えられました。」
「私が入所直後に親子面会の機会を与えられていたらすぐに帰宅の意思を表明していました。
でも実際は面会まで何週間も捕らわれの生活を強いられ、考える力を失いました。児相達は子どもの思いを簡単に揉み消し、操ります。
私の母は親子面会をさせない理由を何度も児相に問い詰めました。児相は答えられず、やっと親子面会が実現し、私は母の真横に座り泣きながらやっと児相に本心をぶちまけられました。」