2月8日、後見制度と家族会の会主催の勉強会に招かれ、『冤罪・誤認を防ぐには~児童虐待防止法、高齢者虐待防止法 ともに市町村がカギを握る』をテーマに講話をしました。上記2つの虐待対応~子ども、親が連れ去られて面会すらできなくなる~は構造も対応も結果もウリ2つ。どちらも想定していた方向とは全く逆な結果を招いています。とんでもない人権侵害を本人と家族に与えています。こうした当事者の勉強会では、「こんなひどいことが起きている助けてください」を皆で訴え合う、だけどそれだけでは苦しいだけで、前に進むカギが見つからない。とにかくやれそうなことは手当たり次第やってみて、動かせそうなポイントがあればそこから拡大させていくのが良いと説明しました。

先ずは、各県ごとに数名の当事者が、自らの身に起きたことを文書で示す。500~800文字以内がよい。長いとその場で読んでもらえない。そこに3つくらい、担当行政に尋ねること質問を添える。その質問に回答をもらえるよう、議員に依頼して担当職員とのヒアリングの場をセットしてもらう。ヒアリングを終えた後、後見制度と家族の会からの申し入れ書を渡す。それらは実績となり、相手も知らないとは言えません。そして、このヒアリングと申し入れをメディアで報道してもらう。全国各地で同様の報道がなされる。そんな作戦でやりませんか?まずは、表にこの信じられない実態を知らせていくことから始まります。

そんあこんなで先ずは私の管轄、千葉県からやってみようということにして、数名の意志ある当事者で準備を進めていきます。すべき行動が見えると希望が見える、希望が見えると元気が出る、元気が出たら周りが動き出し、事態が変化するはず。嘆いている暇はない、親が生きている内にとにかく会えるようガンバロー。こんな国は憲法98条違反です。