まだ直接声を聞いていない候補がいますので、仕事柄姿を見に足を運びました。はやる気持ちは特になく、電車に乗ったりでやや努力を要しました。政権与党ということで余裕があり、来ている市議県議らが互いに名前を紹介し合い、有権者には関係のない特有の行為にも与党らしさを感じました。応援に来ている女性幹部国会議員は、車両の上、寒空の中で防寒着を脱いで、ジャケット姿で訴えを始めた瞬間が、私の一押しハイライトです。皆この姿に気持ちを打たれるに違いありません。そうしたこともちきんとわかっていることに自民党の強さがわかります。
内容についてはあまり強い印象はありません。選挙終盤にも関わらず、演説に足を止める一般有権者は少なく、関係者が取り囲んでいるといった街頭演説会でした。関心もなく何も盛り上がらないことが安倍総理の狙いなのでしょうか？
「成功は人を傲慢に、失敗は謙虚にする」と言いますが、大勝ちをしたからと言って傲慢になることなく、数で何でもできるからこそ余計、謙虚な気持ちで向かってほしいと思いながら、演説を最後まで聞いて退散しました。
新鎌ヶ谷駅前ロータリーにて
