子育ての悩み相談、子どもとの親子ケンカなどを児童相談所や警察に相談するようにと、一般には呼びかけられているが、この相談によって、親子引き離しにつながるケースが多いので要注意!

今や、警察が受け取った児童虐待かも?案件は全て児童相談所に、「心理的虐待」「育児放棄」というようなレッテル付きで通告される仕組みとなっている。全対応件数の半分近くが、警察から児相への通告となっている。児相が受けた相談も、現場対応を求めて、すぐに警察につながる仕組みとなっている。

「子供が泣き止まず困ってしまい、思わず叩いてしまったどうしましょう」と夜自ら189に相談した母親。真夜中にパトカーで15人くらいの警察官が自宅に来て、そのまま母と子は警察署に連れていかれた事例あり。海外単身赴任中の父親があわてて戻り、他県在住の祖母も駆けつけ、子は自宅に戻る経緯となったが、父親曰く、結局分離しただけで、母親の子育ての困りごとに一切対応はなかった。

受験の負担から家庭内で子どもの暴言暴力が発生するようになり親は対応に難儀し、警察にいつでも連絡くださいと言われ真に受けて実行していたら、ある時、児童相談所職員が来て、保護しますと言って連れていかれた事例。「いつでも相談して」と言われて自ら連絡とっていたのに何故?抗議したい気持ちだと訴える父親に、反抗的な親、反省が足りない親と言われるだけだから止めなさい、と助言。子どもが人質だから、まずは子どもを戻すことに集中するようにと。

どちらも必死の親の懇願を通じて、早めに解放され親元に戻っているが、気軽な相談呼びかけで、虐待探しの網の目を拡げてきている。相談すると児相に連れていかれてしまう・・そんな恐怖を親に与えているようでは、子を産む夫婦は減るばかり。増えるわけない。