私が世話人を務める児相と親子の架け橋千葉の会主催の定例交流会15回目を、昨日日曜日実施した。会場参加とリモート参加合わせて35名。会を発足してから2年半。奇数月の交流会は15回を重ね、来月偶数月には、架け橋父親のための交流会を開催することとし、対象者への呼びかけを行った。

現在の児童相談所の対応の中で、父親分離を条件に子どもを母親の元に戻す決定をするケースがある。疑いを持ったらまずは切り離すという児童虐待対応の結果、証拠もなく、実害もないことが分かっても、父親の切り離しは実行され、なかなか解除されない。「パパを早く家に戻してください。意地悪しないでください。」という子の必死の訴えで4ヶ月で自宅に戻れた父親もいれば、2年もかかった父親もいる。全く、戻れる見通しがない父親もいますし、日々育つ子どもの姿を見ることができないと泣いている父親もいる。父と会ったらまた保護されると洗脳されている子どもは、父と会いたいと言わないときく。一旦強制的に離された家族が、元の家族に戻れる道のりは遠いことを知る。

更に複雑にしているのが、妻によって夫がDV加害者として通報されるケースがあることも気になる。確かに夫婦言い争いはしたけど、DV夫と言われ、子どもへの心理的虐待と言われ困惑する夫。こうした父親同士の交流も必要であろうと思いその機会を持つこととした。