当会で行った全国当事者調査によると、76名が回答し、93%の親子が指導による面会制限が行われ、60%の親は子への手紙、プレゼントを完全に拒否されたという結果が示された。この指導による面会通制限言は実質的強制力を持ち、「プレゼントを渡して欲しい」と繰り返し依頼してくる親は指導に従わない親、指導に従わない親には処分をかけます、として、年間全国で20件も行われていない行政処分による面会通信制限をかけられた親子を私は複数家族知っている。こんな他愛無い親の要求だけで、重大な親子完全分離の処分が下される。びっくりというより恐怖を感じる。

その一家族が、そもそも面会通信制限をかけられるような理由がないので不服審査を行っており、最近、審理員意見書(事務局作成意見書)が届いたので読ませていただいた。その中から、千葉県の関係者の方々には影響あると思われる点についてお知らせしたい。

「指導による面会通信制限に強制力はない。強制的に運用すると国家賠償法上違法とされる。」と千葉県の不服審査を扱う部署の見解として公に示されている。上記93%の家族の制限は、強制されているわけなので違法であるということなる。この千葉県の判断を児相は無視できるのか?公の場で確認したい。「面会を求める保護者に継続して制限をかけることは、事実上の強制に該当する」と明言している。